hami-nyoの日記

日々つらつらと、観たお芝居や映画の事とか書いてます

コーヒーを挽く音

劇団東京乾電池公演
『コーヒー入門』

会場:下北沢ザ・スズナリ
出演:劇団東京乾電池メンバー 
作:加藤一浩
演出:柄本明


成る程、劇団HPを帰ってきてから読んだので納得!!


2006年ベンガル・綾田企画「白鷺の舞い降りる森で」
柄本明が新たな視点で演出する。
タイトルも「コーヒー入門」。
2組の夫婦のけったいで
今の世の中他人事ではない話
・・・かも。


「白鷺…」は拝見しているので、どうもなぁ〜と感じながら観ていたのであります。
すごく贅沢な空間。
四人芝居。
しかし、いつのまに本山さん本物のおじいさんになったの??
若手公演の時から何度かみせていただいていますが、
とても不可思議な演技をいつもしていて、今回もいい。
あと江口さん、いいんだなぁ。
兎に角、あの感覚。空間。間。大好きです。
隣の人は寝ながら声出して笑っていたけど。。。ちゃんと観ているんだろうなぁ。芝居。
「白鷺…」はベンガル・綾田企画なので、「笑い」が観る前から期待あるのだけど、
今日のはちがう視点でみれました。でも笑ったけど。
「恐怖・ハト男」も作・演出:加藤一浩
これ案外後味が良いのです。ポロッポー。。
だからもあって今回観に行きましたよ。
観て良かったです。
今後も何を描いてくれるのかとても楽しみです。
劇団東京乾電池、、、やっぱり好きだな。
舞台も平舞台。セットもほとんどなし。
選曲もいいねぇ。
静かな舞台で挽くコーヒー豆の音もいいんだなぁ。
薫りがするともっといいのに。それが少し残念。
炒り立てだと薫りするはずだけど、あれくらいの小屋だったら。
あと、4人のうち1人にしか曲が聴こえないってのは、私なりにはすごく笑えましたが。
だって、ねぇ。「ぐるぐる溺れ」で。。。
不条理のようで、シリアスにありうる話。
5月6日までやっているようなのでお薦めします。


さて、週末は劇団アニマル王子「元禄ハムレット」楽しみにしています!!