hami-nyoの日記

日々つらつらと、観たお芝居や映画の事とか書いてます

検定流行

今日は、近しい知り合いが「太宰治検定」なるものを受けに行った。
検定用の本も二カ月ほど前に購入。
出題範囲は「津軽」ということで、
勉強用に「津軽」を購入し、アンダーラインなどを引いていた。
なぜそこまでして…???
不思議だ。
私にはまったくわからない。
国語ダメ子ちゃんのわたしとしては、そんな他人が書いた本の内容や、その時の心情などを考えるなんて不思議で仕方ない。
しかもそれが正しい!とか判断して採点されるのだから。
国語のテストはいつも赤点でした。
だってねぇ。
反抗期というか、みんなと同じ目線がイヤなだけだったかもですが。
「作者はこの時どういうことをいいたかったのか」とかいう問題のこと。
それって、作者がいったこと?とか疑いたくなる。
漢字とか、接続詞当てはめるとかは別ですよ、文法とかもね。
きちんと答えがあるわけだから。
だから数学の方が好きでした。
公式通りに解けば回答がでる。
知り合いは受験後「太宰検定に関して甘かった…」と嘆いていましたが。
そりゃ、全国の太宰ファンの『標』ともなるものですから、生半可な問題だされたらファンは怒るでしょう。
自分しか読み解けないような問題に答えられてこそ、嬉しくなるものですよね。


もし、「村上春樹検定」とか「ケラリーノ・サンドロヴィッチ検定」とかできたら受験するかな?
私は、しないですね。きっと。
本人が問題作ったら別ですがね。
作家って、吐き出す仕事でしょ!?
心に残して云々いっていたら次が書けないでしょ。
と、個人的に思っているのですがね。