無声映画鑑賞会に行ってきました。
今日の演目は
「己が罪作兵衛」原作/菊地幽芳 監督/佐々木恒次郎 弁士/坂本頼光
「出来ごころ」 監督/小津安二郎 脚色/池田忠雄 弁士/澤登翠
この2作品でした。
「己が罪作兵衛」は、なんとも悲しい物語。とてもわかりやすく、汝の罪は…、深く考えさせられて、人間関係等難しく単純な関係に裏笑いできる作品でした。
また、今日はフィルムが途中で切れるアクシデントがあり、ライブならではの楽しさを味わってしまいました。
坂本頼光さんすごい!きちんと繋いでました。また、切れた場所も良かったです〜??
これは会場に行かなくては、わからないですよね。
「出来ごころ」は、昭和八年の作品。本当にローアングルから攻めてますよね。財布のシーンには大笑い。次郎ちゃんが阿部寛さんに似ていると思ったのですが、、、兎に角、時代背景無しにしても素敵な映画ですよね。ラストも良いのです。
また、澤登翠さんの流れるような、そして可愛らしい活弁には脱帽ものです。私の今、勉強しているのとはまた違った澤登流な活弁。ちょっと盗ませていただきました。
帰り際、澤登翠さんと握手して、お話しもできて、感激でした。なんか、びびっとお力をいただけたような、そんな気がしています。