hami-nyoの日記

日々つらつらと、観たお芝居や映画の事とか書いてます

夏のやおやさんの匂い

今日は、
於:シアター・バビロンの流れのほとりにて
阿彌 AMI 第9回公演
『荒野より呼ぶ声ありて』
高校教師とその妻による息子刺殺事件より
台本・演出:岡村洋次郎
出演:村山俊介/吉村ひろの/菅原みなみ/岡村洋次郎
を観劇。


この劇場、東京メトロ南北線王子神谷」駅から歩くこと約10分
庚申通り商店街という昔ながらのお店が残る商店街を通り抜けて荒川の方へ出ます。
その中のやおやさんが、人でにぎわっていました。
あの夏のやおやさんの匂い。甘い桃?果物系の匂いなのかな??
とっても懐かしいなぁって。
きゅうりとか、トマトとかザルにのって売っています。
赤羽にいると、買い物はスーパーだし、なかなか露天商的やおやさん無いのです。
で、歩く歩く、、、本当にこんなところに劇場があるのか不安になりつつ、、
途中一人のスタッフの方(だと思う)が立っていて「こんにちは」って挨拶したよ!!


なかなか、よい劇場(スタジオ)ですよね。
今回は、リング風の舞台、その箱枠が吊ってあり、揺らすシーンがあって迫力あり。
というか、阿彌は初観劇。
迫力あります。とくにあの吉村ひろのさんが女優として舞台に立つとギョギョギョッ!!!!
って、感じで(もしご本人が読んだらどう思われるのかな?)すごい。憧れます。
繰り返しのセリフのなかから、状況がつたわってくる(心にささってくる)お芝居でした。
えぇ、はなムスびがお世話になった、pit/北 区域も、この劇団の主宰の岡村の劇場
で、いろいろレクチャーをしてくれたのが吉村さん。メガネをかけたジーンズ姿が印象的だったのでなおさら驚きでした。
ただ、始まりのあの音に耳が張り裂けそうでちょっと「苦手」って、先入観できてしまって。。。
隣のおばさまは始まって5分もたたないくらいから泣きっぱなし。
男性の方のすすり泣きもきこえていました。
また、客席の後ろからセリフがきこえたりと興味深い要素は多々ありました。


演劇って、いいですよね。
前にも書いたけれど、好みは自由ですからね。
でもね、演劇の喰わず嫌いはしたくないんです。
だから、なんでも観てみたい。出来る範囲内でね。