まだまだ振り返るには早い時期かもしれませんが、
はなムスび第3回公演
『腹腹ボレロ』
自分では未消化なところがたくさん、
これでお客様を呼んでお金頂いていいものなのか??
と今でも悩んでいました。
だって、役者自体台詞が飲み込めていなかったり…
まぁいろいろ…
でも、今日せりふの時代 2009年 05月号 [雑誌]の
杉並は演劇の街 座・高円寺誕生!
インタビュー 佐藤信(芸術監督)
を読んでいろいろ自分なりに納得できました。
きっと今求められている演劇の最先端を行っているのでは??
なんて…調子のってるわけではないですよ。
はなムスびは演劇愛好者のための演劇なんてできないし、しようとも思っていない。
ただこんなに楽しくつくっているものを、足を運んで観に来ていただいたお客様たちと共有したい。
それだけ。
だからあえて主宰の私としては「劇団」といったことがありません。
他のメンバーとかは使っていますが…反論はしませんけどね。
いつも集団でありたい。
演劇だけのためでなくね。
演劇をやることが、その人自身にとって生活の贅沢につながる。
楽しみたい人たちが楽しいことをできる場として。
輝ける場として。
次回公演についてはまだまだ未定。
もう少し、整理が出来てからボチボチとのんびり始めたい。
でも忘れられる前に第4回公演は打たなくては!!
今回、はじめて私たちを観た若い役者さんや作家さんたちから「面白かった」「こういうのって有りなんだ」とか「新ジャンル!」「演劇をやめようと思っていたけど、これ観て元気出た」…等、喜びの感想をたくさんいただきました。主宰の私としてはうれしい限りです。そりゃ基礎があって、大声出して、毎回同じ芝居して…っていうのが当前の世界。でも、私たちにはそれは無理。「芝居はなまものですので」と誤魔化しはしたものの、毎回がハラハラ。役者だけでなくね。でも、毎回同じことは、なにより楽しんでお見せしたい!ということ。
それがきっと観客の皆様に伝わったのではないでしょうか。