hami-nyoの日記

日々つらつらと、観たお芝居や映画の事とか書いてます

こまつ座「兄おとうと」

紀伊国屋ホールは「熱海殺人事件石原良純)」以来かな?確かケラさんの「消失」はその前でしたよね。
ってな事で、こまつ座の「兄おとうと」観て来ました。今日は舞台関係者の姿が多かった様子。なかでも一列前の4人左隣に大好きな俳優である綾田俊樹さんが!よっぽど「次回ベンガルさんとの企画楽しみにしています。」とか、「夕空晴れて観ました」とか声掛けたかったけれど小心者の私は…綾田さん永島敏行さんと二人出口で誰かを待ってました。これからどこかへ飲みに行くのかな〜?
そうそう、「兄おとうと」とてもわかり易いお話でした。「姉いもうと」「兄いもうと」とか兄弟愛??歌を交えてのお芝居。ミュージカルとは違うのですよね。『三度のご飯きちんと食べて、火の用心、元気で 生きよう きっとね』それに輪をかけ生ピアノが最高に良かったですね。ピアノを見直してしまいました。井上先生の脚本は何作品か読んでいますが、こまつ座を観たのは今回が初めてでした。宮地雅子さん何役もこなしていました。すごい!客層は様々でしたね。

それから、後ろで観ていらした叔父様方のお話、
「さいたまのあの劇場、あれ、今度蜷川さんが芸術監督やるんだって?」
「へぇー」
「でさ、なんかシルバー劇団作るんだって?65歳以上集めて」
「そうなんだー」
「俺、申し込もうかな、年齢OKだし」
「いいんじゃない?」
「でも週3日か4日通うらしいよ」
「その年齢なら皆暇してるよね」
「でもな、女優は30歳以上にして欲しいよ、ははは」

人って自分に都合良いように何でも解釈してしまうのですね。ヘイワだな〜


綾田さんの名前出てこない人がたくさんいた。
「ほら、あの人テレビの人だよね、ほらほら」
そんな会話を耳にして「あやたさんだよ」と心の中で一人つぶやいていました。